|
|
予防歯科 |
|
予防歯科の考え方は、むし歯になってから治療するのではなく、定期検診を受けることでむし歯を未然に防ぐことです。また、むし歯になってしまったとしても早期に対策を取ることで治療が短期間ですみます。 |
|
どうしてむし歯に? |
ご存知ですか。 口の中では、酸が歯を溶かす「脱灰」と歯を守る「再石灰化」が同時に行われていて、このバランスがとれていれば歯は健康です。
ところが何かの原因で歯を溶かす作用が強くなると、歯の表面からカルシウム分がどんどん溶け出してむし歯が始まります。
しかし、むし歯になりかかっていても遅くはありません。 むやみに歯を削らずに、フッ素を使用したり、唾液の分泌をよくするなど、歯を守る「再石灰化」を促す努力をすれば、むし歯の進行を止め元の状態に回復させることができます。
また、むし歯になりやすさには「個人差」があります 。 人それぞれ口の中の条件(歯を溶かす作用の強弱)が異なるからです。 まずは、早めに口の中の検査(カリエスリスク検査)を受けて、あなたのお口の状態を正確に知っておきましょう。 |
むし歯の予防方法「フッ素」 |
進行したむし歯は自然には治りません。まずはむし歯にならないための予防が大切です。 「フッ素」を使って歯の質を高める予防法が効果をあげています。
歯科治療で使用されるフッ素は、大きく分けて3種類あります。
歯を積極的に硬くする目的で使用としたもの 歯を積極的に硬くする目的のフッ素は、酸性フッ素リン酸溶液が代表的で、歯医者さんで塗ってもらう(歯にしみこませるようにお口の中に3分間入れておく)ものです。このフッ素の薬は歯の表面のカルシウムを一層溶かし、フッ素に置き換えることにより歯を硬くて強くし、むし歯にならないようにする目的で使用されます。
再石灰化を促すことを目的としたもの 再石灰化を促すことを目的としたフッ素は、フッ化ナトリウムが代表的で、おもに歯磨剤の中に含ませていることが多いです。歯は常に脱灰(歯を構成しているカルシウムが溶け出してしまうこと)と、再石灰化(溶け出してしまったカルシウムをもとの状態に近づけるよう再構成すること)を繰り返し、バランスを保っています。しかし、脱灰の進行が再石灰化を上回ってしまう状態が長く続くと、むし歯になってしまいます。そうならないように再石灰化を促し、むし歯を予防するように作用するよう使用されます。
むし歯の進行を抑えることを目的として使用されるもの むし歯の進行を抑えることを目的としたフッ素は、フッ化ジアミン銀(サホライド)が代表的で、すでにむし歯になってしまい再石灰化では間に合わない部分に塗布して使用します。小さなお子さんの前歯が黒くなっているのを見かけたら、サホライドが塗布されているのかもしれません。この薬の成分である銀が酸化することにより、塗布した部分はかなり黒くなりますが、むし歯が進行してしまったわけではありませんのでご安心ください。
フッ素といってもさまざまな種類があり、それぞれのケースに最適なものを選択して使用しなければ効果が発揮できません。 詳しくはお気軽にご相談ください。
|
むし歯の予防方法「シーラント」 |
むし歯予防予防方法にシーラントがあります。 シーラントとは、奥歯の溝をむし歯になる前に、または初期むし歯の段階でフッ素を放出する材料でふさいでしまう簡単な方法です。特に溝が深くて複雑な6歳臼歯に効果的です。歯を削らずに済みます。 |
|
シーラントをすれば、絶対むし歯にならないわけではありません。 正しい歯みがきをしなければ歯と歯の間や、歯と歯ぐきの間からむし歯になってしまいますので、シーラントをした後も正しい歯みがきをしっかり行いましょう。 また、お母さんの手助けがなければ、小さなお子さんひとりではきれいに歯を磨くことは出来ません。お子さんが歯みがきした後は、必ずお母さんが仕上げ磨きをしてあげてください。 また、シーラントは自然に取れたり削れてしまったりしてしまうことがありますので、半年に1回は定期検診をして、以前の治療の確認もしましょう。 |
|
COPYRIGHT(C)2007 みなさまへ笑顔のお手伝いの 柄沢橋歯科 ALL RIGHTS RESERVED. 審美歯科 インプラント治療 歯科医院 藤沢市
|
|